2012年04月14日

笠地蔵(豆本)

豆本「笠地蔵」が出来ました。
昔話の中では大好きなお話のひとつです。
作っている過程などもブログに載せたかったのだけど、作業に夢中になっているので、撮影のために中断するのがもどかしく、製作過程などはまたの機会に。(いつの機会となりますか)
(それぞれの画像はクリックで大きくなります)

kasa01.jpgkasa06.jpg

一応いっちょまえにハードカバー仕立てです。(上製本っての?)
っていうか、ハードカバーがちゃんと上手にできるように練習したかったのです。
本文の両面印刷に相変わらず手こずって(どうしても1mmほどずれてしまったり)随分と用紙を無駄使いしてしまいました。
でもずれて印刷された本文も、1mm程度のずれなので、かがりなどの練習用に使いました。(10冊分ほどありました)
おかげでだいぶ、小口切りなどの作業が上達しました。


kasa02.jpgタイトルなどは、表紙に直接でなく、表紙カバーに印刷することにしました。表紙カバーの用紙は半光沢の写真用紙、あまりぴかぴかしていないので、いい感じ。
表紙は↑のように無地です。

デザインはイラストレーターでごちょごちょと、飾り罫などを入れたり、色あわせをしたりしました。最近ではイラストレーターの操作にも慣れてきました。(めでたしめでたし)

ところで本の装丁デザインというのは、かなり難しいもんだと思いました。笠地蔵というお話は日本の昔話なので、和風のイメージにしたかったのですが、コテコテに和風だとちょっと何?なので、和洋交合という風にしてみました。この配色は「和風カラーチャート」という本を参考にして、ちょっと暗い深みのある色同士の配色としました。

配色といえば、はてどこかで見たような配色...?
ああ、消しゴムのパッケージの配色ってこんな風だったような(笑)(MONO)

背と裏表紙は↓こんな感じ。

kasa03.jpgkasa05.jpg


kasa04.jpg開いた感じはこんな風。
熟女めがね(老眼鏡)がなくても何とか読める程度のフォントサイズで(明朝系6pt)
本文用紙は書籍用紙というのを使ってみました。淡いクリーム色の用紙で目に優しいんだそうです。(ふむふむ)




kasa07.jpg写真がちょっと見づらいのですが、見返しには藍色の和紙千代紙を使いました。さりげなく和風を主張してみましたとさ。




余談編

kasa08note.jpg豆本の作業工程などを記録しておくノートを100均で買ったのだけど、結構可愛いいデザインで気に入っていたけど、大きめな金具のリング綴じなので、左ページに書き込むときに手が引っかかって端まで書き込めない。

すっかりイライラして使いやすいノートが欲しいと思ったので、だったらせっかくの製本技術を生かして自分でノートを作ってみようと思い立ちました。

一折中綴じの薄めのノートです。
取りあえず練習も兼ねてなので、用紙は在庫の白のB5コピー用紙で、二つ折りサイズで作りました。
表紙は布に裏打ち(アイロンで張るタイプ)しました。
気に入っている布なのですが、ノートにするといまいちな感じでちょっと残念(無念)
一応ハードカバータイプなのですが、豆本と比べると大きいのであまり上手にできなかった。(とほほ)
まだまだ修行が必要です。



和風の配色イメージが古語の索引になっています。
例えば「かりそめの」「おきゃん」「幽玄(ゆうげん)」な配色など。(どんなだ?けどそれっぽい)
古き良き美しい日本語の辞書代わりにも?使えます。(作詞の時にも大いに役立ちました)
RGB/CMYK値が両方載っているので、Webや印刷物に反映できとても助かります。
あたし的にはダントツで★★★★★決まり!!
posted by 吉祥 at 01:31| Comment(0) | 豆本づくり
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